2011年12月02日
takeya.ocnk.net/product/233
今回このワインの紹介が出来て嬉しいです。
なぜなら、このワインは僕の大好きなワイナリーさんのワイン、その中でも一番のお気に入りのワインだから。
うちの店は、ワイン選びをおまかせして頂く場合が大変多く、「おすすめは?」と聞かれたら、僕の頭には、このワインがいつもすかさず浮かんできます。
「おとうさんは、コレばっかりやな」と家内に笑われるほど。こればっかりおすすめしているうちに在庫が少なくなり心細~くなっていました。
当店のワインは直輸入です。注文してから3ヶ月ほどかかってしまうので、このワインの到着を僕は首を長~くして待っていたわけです。
このたび、やっと入荷し、みなさまにご紹介させていただくことができました。
少し前のことですが、ワイン教室の生徒さんとの話の中で「シャトー・ラトゥールとやらを一度飲んでみたいね」ということになりました。
といっても、7万円ほどするので、みんなで5千円ずつ出し合って飲んだことがあります。
僕は、シメシメ、この「パラドックス」と飲み比べようではないかと思いました。
はじめから「シャトー・ラトゥール」に勝てる自信は満々でしたが。
な、な、なんと、全員一致で「パラドックス」に軍配があがったのです。
このワインは、フランスのラングドック地方の中心都市モンペリエから西へ40kmほど行った小高い山の裾野にある「ドメーヌ・ド・ラルジョル」というワイナリーで造られています。
「なぜ、これだけぶどう栽培に適したラングドック地方で、ボルドーより優れたワインが出来ないのだろうか・・」と、このワイナリーのオーナーのルイ=マリ・テスランさんは常に自問していました。
家族との絆、そして人との出会いを何よりも大切にし、いつも笑顔を絶やさないテスランさんが僕は大好きです。
そんな彼が真剣にボルドーへの挑戦を考え、ボルドーを越えるを日を夢見て、試行錯誤が始まりました。
ボルドー品種を使って真っ向勝負し、失敗の連続だったそうです。
僕に「フランスに家族が出来たと思って下さい」と言ってくれた、とても優しいお父さんのような彼からは想像できないけれど、ワイン造りとなると顔つきが変わるそうです・・(笑)。
そして、1997年に、彼はひらめいた。「ボルドーに対抗するからといって、ボルドー品種にこだわることはない」
彼の持ち前の柔軟性が、ボルドー品種と南仏品種の組み合わせを思いついたのです。
その結果、重厚でありながら、たっぷりの果実味の中にスパイシーさが溶け込んだ、驚くべき味わいのワインが完成しました。
遂に、ワインの女王であるボルドーワインを越えた「ラングドックワイン」が!!
常識を覆すことになるこのワインに、彼は「逆説=パラドックス」と名付けたのでした!!!
最近は、円高の影響でずいぶんお求めやすくなりました。
この味わいで5,410円とは、「シャトー・ラトゥール」の約14分の1。
絶対お買い得です!
ただし、数に限りがありますのでご注文先着順とさせていただきます。
長いご案内を最後までお読み頂きありがとうございました。
ご注文は、TEL&FAX06-6853-4256 または http://takeya.ocnk.net/product/233 でどうぞ!